ドコモ ahamoに対抗すべくauから開始された格安プラン「povo」
どんなプランなのか興味ある方も多いのではないでしょうか
ですが実際乗り換えてから
「失敗した!」
と分かってもカンタンに以前の通信会社に戻すこともできませんし悩みますよね。
そこで今回は通信業界に勤める私 セツパパが、povoのプランを徹底解説。
メリットもデメリットも調べ上げレビューさせていただきます。
povoへの乗り換えを検討している方も、ahamoとの違いを知りたい方にも役立つ記事に仕上げましたので最後までぜひ見て下さいね。
povo(ポヴォ)ってどんなプラン?
前回ドコモの格安プラン「ahamo」に続き、今回はauの「povo」を紹介するよ
スマホを安くするなら比較 検討しないとね、パパ!
そうだね。
まずはpovoのプラン内容を見てみよう
月額料金 | 税込2,728円 | |
---|---|---|
月間データ容量 | 20GB | |
20GB超過時の速度 | 最大1Mbps | |
通話料金 | 30秒あたり20円(税抜)(税込22円) | |
SMS(Cメール) | 送信:1通あたり3円(税抜)(税込3.3円)[70文字まで] | |
受信:無料 | ||
ネットワーク | 5G(2021年夏提供開始予定)/4G LTE | |
eSIM | 新規とMNP(他社からの乗りかえ)に対応しています。 | |
トッピング | 5分以内通話かけ放題 | 税込550円 |
通話かけ放題 | 税込1,650円 | |
データ使い放題24時間 | 税込220円 | |
データ追加1GB | 税込550円 | |
キャリアメール | ご利用いただけません | |
+メッセージ | ご利用いただけます | |
留守番電話サービス | ご利用いただけません | |
テザリング | 追加料金なくご利用いただけます | |
国際電話・国際SMS | ご利用可能です。 | |
国際ローミング | 提供予定(開始時期は別途お知らせします) | |
あんしんフィルター for au | ご利用いただけます | |
緊急速報メール | ご利用いただけます | |
auスマートバリュー | 割引対象外となります | |
家族割(家族間通話料・SMS利用料の割引) | 割引対象外となります | |
スマイルハート割引 | 割引対象外となります | |
支払い方法 | クレジットカード (auからpovoに移行された場合、auでの支払い方法を継続できます) |
|
キャリア決済 | auかんたん決済(通信料合算)をご利用いただけます | |
au契約期間 | 引き継げません | |
手数料 | 契約事務手数料 | 0円 |
契約解除料 | 0円 | |
au/UQ mobile/povo間の 移行手数料 |
0円 | |
お申し込み窓口、 お問い合わせ窓口 |
オンライン限定 |
引用:KDDI
通信容量は20GBでahamoと同じだけど、povoでは基本プランに5分通話無料が付いてなくて、「トッピング」といってオプションで追加する必要があるんだね。
そうだね、もし5分通話無料を付けてahamoと比較すると、ahamoが2,970円(税込)。
povoが3,278円(税込)でpovoの方が308円高くなってしまうね
じゃあ、5分通話無料を付けるならahamoの方がお得だね
確かにそうだね。でもahamoにないpovoだけのメリットもあるから見てみようか
povoのメリット
povoだけのメリット
- auかんたん決済が使える!
- 「データ使い放題24時間」がある
ahamoは spモード コンテンツ決済サービスが利用できないのにpovoはキャリア決済が使えるんだね
これはauのかんたん決済利用している人にはメリットだよね
うん。
あとpovoだけの特徴として「データ使い放題24時間」というオプションがある。
これをpovo専用のトッピング アプリを使って申し込むと、その時間から24時間 データ通信が使い放題になってプランの20GBを消費しないんだ
じゃあ、旅行や出張で1日だけ通信をたくさん使いたいときとかには便利だね。テザリングも安心して使えるね。
povoのデメリット
今度はデメリットだね
一般的なデメリット
●キャリアメール(xxx@ezweb.ne.jp)が利用できない
● 留守番電話・転送でんわ・キャッチホン(割込通話)サービスがない
● povo契約回線からの発信は家族間通話無料の対象外
● 店舗でのサポートがない
上記に関してはpovoだけではなくて ahamoも似たようなものだね
povoだけのデメリット
- auからの乗り換えの場合はeSIMが利用できない!
ahamoで勉強した「eSIM」だね!
ahamoではまだeSIM自体が非対応だったけど、povoは対応はしているんだね。
でもauからの乗り換えの人は利用できないんだ…
そうなんだ。
eSIMだと今までの物理SIMカードのように、郵送や店舗で受け取る必要がないから、オンライン専用プランとは相性がとってもよいはずなのに、現時点(2021年8月)ではauからの乗り換えの場合のみ なぜか非対応なんだ
SIMロック解除・APN(アクセスポイント)設定は必要?
ドコモやソフトバンクから購入した端末をpovoで使うには、SIMロック解除※が必要だよ
※契約時SIMフリーとして販売されている端末の場合は不要です
auの端末の場合は?
au端末の場合はSIMロック解除もAPN設定も不要だよ。
ちなみにUQの端末の場合はSIMロック解除が必要なんだ。
そうなんだ!
パパ、分かりづらいので表にしてみたよ
SIMロック解除 | APN設定 | ||
au or SIMフリー iPhone | 不要 | 不要 | |
au Android | 不要 | 不要 | |
ドコモ・ソフトバンク UQ 等SIMロックされたiPhone | 必要 | 不要 | |
ドコモ・ソフトバンク UQ 等SIMロックされたAndroid | 必要 | 必要 | |
SIMフリー Android | 不要 | 必要 |
iPhoneではどのパターンでもAPN設定は不要なんだね
楽ちん!
もしiPhoneでpovoのモバイルデータ通信ができないときは以下を試すとなおるかも知れないよ
①既存のAPN設定がある場合はプロファイル削除する
②4G(5G)がOFFならONにする
③設定>一般>リセット にある「ネットワーク設定のリセット」
ahamoのときと同じだね
他社Android端末を使う場合は以下のAPN設定をしないと、モバイルデータ通信ができないから注意してね。
なお、 povoのページに記載されている、動作確認されたAndroid端末(外部サイト)を利用することを推奨するよ
物理SIMの場合
引用元:KDDI
4GLTE対応端末ご利用の場合
[ 名前 ]povo
[ パスワード ]KpyrR6BP
[ APN名 ]uno.au-net.ne.jp
[ 認証タイプ ]CHAP
[ ユーザー名 ]685840734641020@uno.au-net.ne.jp
5G端末ご利用の場合
[ 名前 ]povo
[ パスワード ]au
[ APN名 ]uad5gn.au-net.ne.jp
[ 認証タイプ ]CHAP
[ ユーザー名 ]au@uad5gn.au-net.ne.jp
eSIMの場合
4GLTE対応端末ご利用の場合
[ 名前 ]povo
[ パスワード ]KpyrR6BP
[ APN名 ]uno.au-net.ne.jp
[ 認証タイプ ]CHAP
[ ユーザー名 ]685840734641020@uno.au-net.ne.jp
5G端末ご利用の場合
[ 名前 ]povo
[ パスワード ]au
[ APN名 ]uad5gn.au-net.ne.jp
[ 認証タイプ ]CHAP
[ ユーザー名 ]au@uad5gn.au-net.ne.jp
povoに乗り換える前にチェックする項目
他社から乗り換え(MNP)する場合
●MNP予約番号の発行
● 本人確認手続き用の書類と クレジットカード
● au IDの用意
● SIMロック解除(SIMフリー端末でない場合のみ)
● 電話帳データや写真等 クラウドサービスに預けている方は端末本体等に保存しておく
● Gmail等メールアドレスを用意(キャリアメールを登録してあるサービスは変更する)
●端末の設定するためのWi-Fi環境
auからプラン変更する場合
● au ID と暗証番号の確認
● auスマートバリュー等 解除されるものの確認
● 電話帳データや写真等をauクラウドサービスに預けているデータは消えるので保存しておく
● Gmail等メールアドレスを用意 (キャリアメールを登録してあるサービスは変更する)
いろんな会社のプランを比較して自分に一番合ったプランを見つけてほしいな
最後まで読んでくれてありがとうございました!