2022年5月13日楽天モバイルより1GB以下の月額料金0円が廃止され、7月から新料金「Rakuten UN-LIMIT VII」になることが発表されました。
一時Twitterでも「楽天の携帯料金」「月額0円」がトレンドになるほど、話題になっています。
変更を受け、SNSでは「改悪だ」「解約を決心した」などの声も。
今回はこの楽天モバイルの発表を受け、新プランのメリットや今後0円維持するためのMNP移行先候補について考察します。
通信業界に勤める私 セツパパが解説します。
Rakuten UN-LIMIT 0円廃止の衝撃

出典:楽天モバイル
2022年5月13日楽天モバイルより「Rakuten UN-LIMIT VI」が6月末で廃止になり、7月より「Rakuten UN-LIMIT VII」が始まることが公表されました。
今までのプラン「Rakuten UN-LIMIT VI」はデータ通信量が1GB以下の月は月額基本料金0円。
7月始まる「Rakuten UN-LIMIT VII」は1GB以下0円が廃止され、0GBから3GBまでは一律980円(税込1,078円)となります。
楽天モバイルは0円を辞める理由の1つに「電気通信事業法に抵触する可能性」も示唆しています。
参考 ITmedia:「法に触れるから月額0円をやめた」わけではない 楽天モバイルが電通法を持ち出した理由とは
ただ、今までどの通信会社も新プランを始める場合、既存ユーザーはそのまま現在のプランを辞めるまでは、同プランを継続できるのが一般的。

出典:楽天モバイル
残念なことに既存「Rakuten UN-LIMIT VI」の利用者は7月に「Rakuten UN-LIMIT VII」へ自動移行なります。
これにより月1GB以下で利用していたユーザーは0円での利用ができなくなります。
ユーザーからSNSなどでは「裏切られた」「解約する」等の意見が散見されます。
もちろん楽天モバイル側もこういった反響は予見していたと思われ、新プランには今までにないメリットも発表されています。
マイナスな面ばかりが話題になり、注目を集めがちですが、ここではまずメリットも見ておきましょう。
新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」メリット!

かけ放題が「15分(標準)通話かけ放題」にパワーアップ!
「10分(標準)通話かけ放題」(月額税込1,100円)が、1回15分以内の国内通話がかけ放題となる「15分(標準)通話かけ放題」にパワーアップします。
また7月移行にはじめて「10分(標準)通話かけ放題」をお申し込みの場合、月額税込1,100円が3ヶ月間無料となります。
2022年7月より楽天メールが利用できる!(予定)
以前から予定されていた楽天モバイルのドメイン(@rakumail.jp)でのメールサービスがついに7月に開始!
無料でご利用いただけます。
楽天市場での買い物がポイント最大6倍!

受け皿はpovo2.0か?!

上記新プランでのメリットはあるものの、1GB以下で利用していいたユーザーにとってみれば実質値上げ。
このまま自動移行して月額1,078円を支払うか、解約するか?・・・・
実は月額0円のプランは楽天モバイルだけではありません。
auが提供している「povo2.0」もオプションを追加しなければ月額0円で利用が可能です。
楽天モバイルの今回の発表を受け、povo2.0では申込みが倍以上に増え本人確認が追いつかない自体となりました。
同じくソフトバンクの格安プランLINEMOも申し込みが殺到しているそうで、報道されています。
https://a-agast.com/2109-povo20/ https://a-agast.com/mnp-linemo/MNP予約番号の発行方法

楽天モバイルでMNP番号を発行する方法を説明します。
楽天モバイルの契約等を行える「楽天モバイル」アプリを使います。

④解約のお手続き内にある「他社へのお乗り換え(MNP)」をタップ。

⑤アンケートの各項目を回答し、画面下部にある「MNP予約番号を発行する」をタップします。
予約番号には期限がありますので期限内に手続きをする必要があります。
期限が切れた場合は自動的に楽天モバイルが継続となります。