大手通信会社のスマホを契約しようとして審査が通らないと、何が原因だったのか理由は教えてくれないのでとても気になります。
以前自分もａｕで安価にiPhoneを手に入れるためMNPしようとしたことがあるのですが、審査が通らなかったことがあります。
今回の記事では通信業界のセツパパが、携帯の審査が通らない主な原因とその対応策を紹介していきます。
＜セツパパ(@a_agast)プロフィール＞
通信業界に勤務する、スマホとデジモノが大好きな一児のパパ。
スマホ講師としての知識を活かして、初心者にも分かりやすいブログを立ち上げました。
このブログを見てくれる皆様のスマホの困り事を1つでも多く解決するのが目標です。
店頭でａｕ・ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルの携帯電話の申込みをしたのに審査が通らず、契約できなかった経験はありませんか？
結構な時間を費やして申し込み書類を記入したのに、最後の最後で断れるなんて、驚きますしちょっと腹も立ちますよね。
しかもこういった場合、通信キャリア（会社）は審査に落ちた理由を基本的に開示したりしません。
そこで今回の記事では審査に落ちる主な理由と、その対処方法を紹介していきましょう。
なお、最近オンラインでの携帯電話の申し込みが増えてきていますが、オンラインでの申し込みには今回紹介する理由だけでなく「審査書類の写真が鮮明でない」「住所が免許証と相違している」など提出書類の不備もありえます。
ですが今回のこの記事で紹介するのはあくまで店頭での審査が落ちたときの理由。
店頭ではショップ店員が書類を手配するので、上記のような提出書類の不備はほとんどないためこの記事では考慮していません。
審査が通らない原因
携帯電話の料金を滞納している
審査落ちする原因の１つ目は携帯電話の料金を滞納している場合です。
ですがこれを読んでいるあなたは
「申し込んだ通信会社は初めて利用するんだから、料金滞納なんてないよ」
と思うかもしれません。
しかし携帯電話業界では横のつながりがあり、例えばドコモで料金滞納しているとａｕやソフトバンク・楽天モバイルにもその情報が伝わっていて審査が通らないことが良くあるのです。
この場合、料金滞納を解消してからでしか新たに契約できないでしょう。
信用情報（クレカ・ローン）に問題がある
以前にクレジットカードやローンの支払いが滞っていた場合も審査落ちすることがあります。
現状完済していても、一定期間（５年間）は審査落ちすることが多いようです。
ただ身に覚えがないあなたは割賦販売や消費者ローン・クレジット事業を営む企業を会員とする、信用情報機関「CIC」から自分の信用情報を開示請求すれば分かります。
CICから情報開示を受けるには本人が申し込みする必要があり、インターネットでの開示と郵送での開示方法があります。
2024年3月現在の手数料は、インターネット開示が500円、郵送での開示が1,500円となっています。
ケータイを契約して短期で解約している
たとえ支払いに問題はなくても、契約しようとしている通信キャリアを以前短期で解約していると審査落ちすることが良くあります。
とくに端末の割引を受けて契約していて短期で解約すると再契約が一定期間できなくなります。
ではどれくらい以上で解約すればブラックにならないのかということですが、公式に通信キャリアはこれを公表していません。
しかし、短期解約して審査落ちした方たちの状況を確認したところ、おおむね８ヶ月以上契約を継続して解約していれば新たに契約するときに審査落ちしにくい傾向があります。
同一名義での回線契約上の上限に達している
通信キャリアには同一名義での契約において回線上限数が設けられています。
ａｕ・ドコモ・ソフトバンクは５回線、楽天モバイルは10回線までが同一名義での上限となっているため、これ以上契約するのであれば家族名義にするなどの対策が必要です。
なお、データ通信専用端末(Wi-Fiルータなど)は別枠となっているので、５回線を超えても契約が可能です。
また同月に契約できるのは２回線～３回線までとなっているキャリアが多いので注意が必要です。
審査が通らないときの対処法
ここからは審査が通らないときの対処法を紹介していきましょう。
なお「携帯電話の料金を滞納している」ことが理由と思われるときは他社であっても料金を支払わなければいけませんし、「信用情報（クレカ・ローン）に問題がある」思われるときはCICに開示請求してみないと分かりません。
端末を一括で購入してみる
スマホを分割購入で契約しようとしているのであれば、一括で申し込みしてみましょう。
端末一括購入だと分割審査がない分、審査が通りやすくなります。
楽天モバイルと契約してみる
第四の通信キャリア「楽天モバイル」。
楽天モバイルでは同一名義で契約できる回線数が10回線までとなっており、他キャリアの２倍の回線数となっていてます。
新らしい通信会社のため契約数を増やそうとしており、そのため審査もそこまで厳しくないといわれています。
またWEBからオンラインでの申し込みにすれば、店舗と違って手軽に結果が分かるのも良い点でしょう。
審査のいらないスマホにする
どうしても新たにスマホを契約して利用したい、というあなたに、審査がないまたは審査がゆるいサービスを２つ紹介しておきましょう。
１つめは審査がないので安心な「おてがるモバイル」。
こちらはかけ放題 + パケット通信が１GBで月額2,970円とリーズナブルな料金体系が魅力です。
２つ目に紹介するのは「誰でもスマホ」
こちらはiPhoneなどのスマホとセットで契約ができて端末価格が安いのが魅力。
「誰でもスマホ」はコンビニ支払いも対応しています。