2022年秋、私 セツパパはスマホの機種変更をしました。
選んだのはオウガ・ジャパン製「OPPO RENO7 A(オッポ リノ セブン エー)」
以前 同メーカーから発売された初代「OPPO RENO A」が気に入っていたため、久々に後継機を購入してみました。
ただ、購入当日 充電中にバイブレーションが止まらなくなるトラブルに見舞われ睡眠不足に。
なんとか解決方法も見つけましたので、機種のレビューも含めご紹介していこうと思います。
iPhone12と2台持ちで利用しているため、レビューもiPhoneとの比較になる部分が多いのですが、購入を検討している方の参考になるようわかり易くお伝えしていきます。
OPPO RENO7 A レビュー
「OPPO RENO7 A(オッポ リノ セブン エー)」はオウガ・ジャパン株式会社から発売されているAndroid OS 搭載のスマートフォン。
特徴は薄軽なのに、バッテリー長持ち。約6.4インチの有機EL大画面。
DUAL SIM対応で2つの回線を同時利用できます。
気に入っている点
まずは満足している点、おすすめのポイントを紹介します。
ダブル生体認証でストレスなし!
画面のロック解除は顔認証と画面内指紋認証のダブル生体認証。
iPhoneですとtouchID(指紋認証)かFaceID(顔認証)のどちらかしか対応していません。
2022年発売の最新iPhone14シリーズも、残念ながらダブル生体認証ではありませんでした。
FaceIDのiPhoneでは、マスクでのロック解除を設定済でもスムーズにいかないことがあり、マスクをずらすかパスコードを入力しなければなませんでした。
RENO Aシリーズはダブル生体認証なので、ロック解除がスムーズ。
例えばレジでのQRコード決済時でも、後列の方を気にせず、素早くロック解除できストレスを感じません。
逆に寒い季節で手袋をしているときは顔認証が便利。
また 指紋認証というと、本体背面や側面に指紋の接触部分があるという機種が多いもの。
ですがRENO7 Aの画面内指紋認証は文字通り画面内の下部分にあるのでタッチしやすく反応も素早くGOOD!なのです。
画面保護フィルム、保護ケースが付属
これは以前の 初代OPPO RENO Aもそうだったのですが、購入時から画面に保護フィルムが貼られているため自分で貼る必要なし!
また専用のソフトカバーも同梱なので別途購入する必要がありません。
本体は汚れが目立たないマットな背面のグラデューションなのですが、これを隠す付属カバーは「付けたくない」って人も中にはいるかと思います。
そんな人でも大丈夫。
防水・防塵だからカバーを付けなくても安心です。
Android 11をベースにしたColorOS 12が使いやすい!
iPhoneを愛用する人の中にはiOSの特徴である動作の素早さが好き!ってな人も多いのでは?
確かにAndroidスマホには動作にもたつきが目立つ機種がよくあります。
ですがOPPO RENO AシリーズはAndroidスマホの中でも優秀で、レスポンスが速くて画面操作もサクサク。
またAndroidスマホはどの機種もそうですが2-3年使っていると動作が重くてイライラするようになります。
そういった場合、初期化しても改善しないため、仕方なく機種変更する人も多いのではないでしょうか。
ですがRENO7 Aならシステムが自動でキャッシュをクリーンアップし、ストレージを最適化。
この機能により、長期にわたりスムーズな操作性を維持する とあります。
メーカーによると36ヶ月使っても、システムの劣化具合はわずか5%以内だとか。
もちろん私 セツパパも購入したばかりで、実際に経験したわけではありません。
はたして本当にカタログ通りなのか2年後が楽しみです。
おサイフケータイ(FeliCa・NFC)対応!
最近はpaypay等 QRコード決済が増え、おサイフケータイであるFeliCa機能がなくても、買い物ができる店舗が増えています。
しかしWAONやiD、クイックペイ・モバイルSuicaといったおサイフケータイ(FeliCa)機能がスマホにないと利用できない決済サービスもあります。
私セツパパの場合 手間ではありますが、イオン系のスーパーではWAON、JRではSuicaと決済方法を使い分けることで、それぞれ最大のポイント還元を受けられるようにしています。
そのためには「たくさんの決済方法に対応している機種」である必要があるのです。
スマホ決済に慣れたから、たまに現金で支払うとき 財布を出すのがメンドーになったよ
DUAL SIM対応
なんと言っても気に入っている点は「DUAL SIM対応」。
2つのSIMが利用でき、1台で同時に2つの電話番号が待ち受け可能なDSDV。
eSIMが1つとnanoSIMが2枚 利用できるようになっています。
● eSIM + nanoSIM(スロット①) + nanoSIM(スロット②)
スロット②はnanoSIM、もしくはMicroSDカードとの排他利用なっているため、MicroSDカードを使いたい人はスロット②にnanoSIMを挿入できなくなります。
また3つのSIMを利用(有効化)することはできず、有効化できるのは2つのSIMまでなので、
●パターン1 eSIM + nanoSIM
●パターン2 nanoSIM + nanoSIM
の、どちらかの組み合わせになります。
UQモバイルやY!モバイルから販売されている RENO7 A は、nanoSIMが1枚しか利用できない(スロット②はMicroSDカード専用)という謎の仕様制限があります。
そのためDUAL SIMで使うなら、片方は必ずeSIMということになります。
もしnanoSIMを2枚で利用したいのなら、OCN モバイル ONE や NUROモバイルで購入するとこのような制限はありません。
2022年7月に発生したKDDIの全国的な通信障害のように、1つの通信会社とだけ契約していると、連絡や情報取得の手段がいざというときなくなります。
これを期にDUAL SIMを検討するのもオススメです。
イマイチな点
ここからは購入して分かった「イマイチ」な点を紹介しましょう。
ワイヤレス充電(Qi)が非対応
iPhoneではすでにQi(チー)といって「ワイヤレス給電」に対応、おくだけ充電ができます。
Qiに対応していると車の中でもケーブルをつなげることなく、置くだけで充電ができて便利。
しかしながらOPPO RENO7 Aでは非対応です。
スリープ中では「OK Google」が反応しない
Androidスマホに話しかけて操作する「OK Google」使ってます?
画面が明るい状態であれば「OK Google」と呼びかけ反応するのですが、画面が暗いスリープ状態では何度話しかけても反応がありません。
設定を繰り返しましたがいっこうに反応してくれません。
また画面が明るい状態で「OK Google」と話しかければ反応はします。
ですがそのあと音楽を再生するためタイトルやアーティスト名を呼びかけますが、毎回エラーが起こります。
これはOPPO RENO7 Aだけではないのですが、iPhoneの「Hey siri」ならこんなトラブルはなく、音声認識についてはiOSに軍配があがりそうです。
通話録音機能が無くなった
初代OPPO RENO AではAndroid OSに組み込む形で通話録音ができ、発信・着信ともに自動で録音ができました。
この機能があるとメモを取らなくても、あとで聞き返すことができて便利だったのですが、今回購入してみてどこを探しても見当たりません。
調べたところ ない ということが分かりました。
しかたなく使い勝手のイマイチなインストールしたアプリで通話録音しています。
iPhoneにはiOSのセキュリティの関係なのか、通話録音がアプリでも提供がありません。
そのためもあってRENO Aシリーズの通話録音は気に入っていた機能なのですが残念です。
キャリア版では物理SIMが1枚しか利用できない
前述したようにUQモバイル と Y!モバイルから販売されている RENO7 A は、nanoSIMが1枚しか利用できない(スロット②はMicroSDカード専用)という謎の仕様制限があります。
ですのでDUAL SIMで使うのなら、「eSIM + nanoSIM」という組み合わせになります。
eSIMはnanoSIMのように挿入するタイプの物理SIMと違って、複数の通信会社のeSIMプロファイルを端末内にダウンロードしておくことができます。
ただし有効化できるのは常に1つのeSIMプロファイルまで。
とはいえ海外渡航で現地キャリアのSIMを利用する際や、国内でもキャリアの障害時にはかんたんにeSIMなら切り替えができ強い味方になるでしょう。
【Android版スマートフォンモニター】
充電中にバイブレーションが連続で振動する不具合の解消方法
メイン端末を半年ぶりにiPhoneからAndroidに機種変更して、喜んで床についた真夜中。
とんでもないことが起こりました。
熟睡している最中に充電中だったRENO7 Aがブルッと振動し画面が明るくなったのです。
メールか何かの通知だろうと思って1回目、2回目は無視していました。
しかし1分おきくらいにバイブと同時に画面の点灯が続くのです。
RENO7 Aを手に取って画面をみても振動するような通知は何もありません。
「あれ、初期不良かな?」
そう考えながらRENO7 Aをふせて置きます。
しかしまた数分するとブルッと振動して画面が明るくなる・・・。
「くそっ!なんだ、このスマホ。眠れないじゃんかよ」
そう思いながら充電が終わっていたため、RENO7 Aから充電ケーブルを抜きました。
その夜それ以降は同現象はピタッと止みます。
しかし翌日の真夜中になると再発。どうも充電中に同現象が起こることに気づきました。
実はこれ、充電が満タンになるときに起こっていました。
RENO7 Aが一度満タンに充電されたあと、少し充電がなくなりまた充電が再開される。
その際に「充電開始」のタイミングで振動が起こっていたのです。
実はこの機種、急速充電対応機種なのですが、電圧が低い充電アダプターを使用すると、同現象が起こるようです。
試行錯誤の上 検証したところ、充電アダプターを変えなくても、設定内にある「バッテリー」>「詳細設定」に進むとある、
「最適化された夜間充電」
をOFFにすると症状が発生しないことが分かりました。
でもせっかくある
「最適化された夜間充電」
が利用できないとなると、バッテリーが速く劣化するはずです。
という訳で仕方ない、急速充電対応アダプターで検証してみました。
用意したのはこちら、
PD充電器(45W・ケーブル一体型・USB-C・折りたたみプラグ・ケーブル長1.5m・iPad Air 第4世代・Chromebook対応)
お値段はそれなりにしますが、安眠のためと思えば安い買い物ということで。
結果は「最適化された夜間充電」がONでも、充電開始症状は見事になくなりました。
ばんざーい!
・・・っていうか、OPPOさん速くアップデートで直らないのでしょうか?!。
【Android版スマートフォンモニター】
まとめ
正直「充電中にバイブが連続で振動する不具合」が起こったときは、改善方法が分からなくて
「二度とOPPOは買わないぞっ」
と考えた程でした。
しかし改善方法がわかった今では、まぁ これくらい目をつぶってもいいくらい魅力ある端末、だと思っています。
これを読んでRENO7 Aが欲しい!
って思った人はせっかくならnanoSIMが2枚利用できる、
OCN モバイル ONE や NUROモバイルから購入するのが良いかと思います。
両社ともMNPだと安く購入できるのでオススメです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。