子供も順調に育ち、早いもので数年後には小学生に・・・。そんな親御さんにとって気になるのが「幼児・英才教育」なのではないでしょうか。
小学校に上がる前に何かやらせるべきなのかホント悩みますし、買ったところで「ホントにやるんかいな?」と気になります。
そこで我が家ではCMでもおなじみ、ジャストシステムが提供している「スマイルゼミ 年少コース」を契約してみました。
スマホやタブレットの操作をトレーナーとして教えている私 セツパパが、我が家で子供向けタブレットを使ってみた感想を辛口レビューします。
結論からいうと4歳になった我が息子には、まだ早かったようで続きませんでした。
ですが親としては今後の幼児教育について考えさせられる、とても良い勉強の機会になりましたので、その点も含めてお伝えしていきます。
本ブログはプロモーションを含んでいます。
すまいるぜみ タブレット 年少コース とは?提供会社は?
このページに辿り着いたあなたには説明不要かもしれませんが、すまいるぜみ 年少コースとはジャストシステム社が提供する幼児向けタブレット通信教育。
提供会社のジャストシステムといえばパソコン向けワープロソフト「一太郎」や日本語入力の「ATOK」が有名だね
タブレット学習の特徴としては
- 子供の年齢に合わせた学習コンテンツが配信される
- 学習コンテンツしか入っていないので安心して与えられる
- 付属のペンでひらがなの書き方を覚えられる
さて、我が家でも「すまいるぜみ」申し込んでみました!
年末は毎年恒例、クリスマスパッケージでタブレットが届きます。
4歳の息子は箱を見ておもちゃだと思い込んだようですが、中を開けて出てきたのがタブレットだったのでがっかりしていました。
なんだ、オモチャじゃないの?
利用するには無線Wi-Fiが必須。テザリングでもOK。
タブレットの電源を入れるとAndroidロゴが表示されます。
学習コンテンツが利用できるまでの流れとしては、電源を入れたあと自宅の無線ルータとのWi-Fi接続をします。
Wi-Fi環境が必須なので、自宅に無線ルータがない場合は「テザリング」でも問題ありません。
ただしテザリングだと通信をあっという間に使うのでデータ通信量は気を付ける必要があります。
Wi-Fi接続後はすまいるぜみ申し込み時に登録したメールアドレスやパスワードを入れてログイン。
学習用に開発したタブレットOSじゃないのね
タブレット端末といってもアイコンが並んだホーム画面が表示されるわけではなく、すまいるぜみのアプリが自動で起動されるよう固定されています。
プレイストアのアイコンもないので、追加で好きなアプリをインストールすることもできません。
そのため一般的なタブレット端末を子供に渡したときのように、気付いたら学習もせずゲームばかりしている、といった心配はありません。
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どんなコンテンツがあるのか、使い方は?
次に気になるのがどんな学習コンテンツがあるのか?ですよね。
息子を誘いやらせてみましたが、初日はそれほどコンテンツは多くありません。
どんな学習コンテンツがあるか紹介していきましょう。
コンテンツ①なかま探し
「くだものをあてる」
くだものや動物など上にあるイラストを見て、下にある候補から仲間を探します。
コンテンツ②形の認識
「上の影を下の花から探す」
上にある影の形から、下にある正解を選びます。
コンテンツ③ひらがなの書き方
「ひらがなをなぞる」
お手本を見て同じ文字を書いてみます。
コンテンツ④ひらがなの発音
「読み上げた文字をあてる」
ひらがなの読み上げ音声を聞いて、該当の文字をタッチします。
新しいコンテンツが日々更新されるので、同じ問題ばかりする必要はありませんが、1日の問題数があまり多くないので物足りない子供もいるのではと感じました。
タブレット端末のスペック、タッチペンの使い方は?
タブレット端末のスペックが公表されていないので分かりませんが、起動時のロゴからAndroid OSが搭載されていることは確かです。
学習コンテンツを選ぶと始まるまでにローディング(読み込み)に3~10秒ほどかかりますが、これがとても長く感じます。
問題を選ぶたびにローディングするのは、なんとかならないのでしょうか。
画面の明るさも太陽光の下だと輝度が物足りないせいか、見ずらい気がしました。
良い点としては、付属のタッチペンは書いているとき小指が画面に触れても誤作動がないのは悪くありませんし、付属のタブレットカバーに収納できるのもGOOD!
また毎日新しい問題が更新されてやってくるのは、親が問題を用意する必要がなくて楽だと感じました。
iPadに幼児用アプリを入れるのとの比較は?
ではApple社のタブレット「iPad」に幼児用コンテンツをインストールして利用するのは、すまいるぜみの代用になるでしょうか?
結論からいうと、なります。
iOS(iPad OS)用には幼児用アプリがApp Storeで多数提供されており、そのほとんどが数百円程度の有料のものとなります。
小学校も高学年以降になればスマイルゼミのような専門のタブレットじゃないと問題を用意するのが難しいでしょうが、小学校入学前の幼児であれば親がアプリを探して学習させることもできると考えます。
iPadやAppleのタッチペンをすでに持っている方であれば、常に2~3個のアプリを利用したとしても月額はすまいるぜみより割安です。
しかし、すまいるぜみのように問題が日々追加更新されていく訳ではないので、子供本人のやりたいだけやらせるか、親御さんが進捗を管理する必要があります。
子供が学習コンテンツ以外に使うことができないようにする設定も、親御さんがiPadにしなければいけません。
このようにしなければならない設定が多くあり、iPadの操作に慣れていない親御さんにとってはひと苦労になることでしょう。
なお、iPadの詳細な設定方法は今後改めて記事にする予定です。
検証してるからもう少し待っててね
すまいるぜみの費用は?年齢による料金比較
すまいるぜみ、いくらか気になりますよね?
今回自分が申し込んだ「年少コース」以外のコースについても調べてみました。
表を見ると分かる通り 実はすまいるぜみ、年齢が上がるに連れて料金も上がります。
たしかに学年が上がれば学習内容も難しくなるので、これはある意味当然でしょう。
●すまいるぜみの費用
12か月一括払い での費用 | |
2歳~小学1年 (標準クラス)まで | 3,278月/月 |
小学2年 (標準クラス) | 3,520円/月 |
小学3年 (標準クラス) | 4,180円/月 |
小学6年 (標準クラス) | 6,270円/月 |
会費以外にも初期費用として専用タブレット代10,978円がかかります。
またオプションとして、万が一落としたり壊したりしても特別価格で修理や交換が行える「タブレットあんしんサポート」も付けると年額3,960円(税込)が加算されます。
トータルすると決して安い金額ではありませんよね。
「無料お試し」で子供に合うか試してみないとね
4歳児は続けるのか?
我が息子は初日5分程度、自分と一緒にタブレットを操作してくれましたが、あまり楽しくないらしく、いつものようにテレビを付けてYoutubeの幼児向け番組を見始めました。
5日間ほど毎日息子を誘って遊び感覚でタブレット学習をするよう付き合いましたが、YoutTubeを見る方が楽しいと言ってなかなかタブレットを使ってくれません。
6日目にはタブレットを使うことさえ嫌がるようになりました。
うちの息子にはまだ早かったようね
幼児向けタブレットを初めて利用してみて感じたことは「いかに子供に興味を持たせるか」が重要だと思います。
例えばディズニーキャラや、恐竜、動物や乗り物など、その子が興味を持っているコンテンツから選んで、文字等を学習できるなどの工夫が必要だと思います。
また付属のタッチペンですが、子供の手には長すぎるようで垂直に持てないため先端の部分が画面に触れずに書きにくそうでした。
まだ箸も上手に持てないから仕方ないか
これも楽しめなかった要因の一つです。
もう少しペンを細く短くして幼児が持ちやすくするなど工夫が必要です。
とはいうものの、早いうちに学習習慣を身につけることはとても大切。
タブレット学習が合うか合わないかは一人ひとりの子供によって違うので、やらせてみるまで親でさえも分からないことでしょう。
まずは無料のお試し体験期間中にタブレットに触れさせてみることをオススメします。
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