ソフトバンクスマホを安心して海外で使う方法【高額請求回避】

  • URLをコピーしました!

普段国内で使っているソフトバンクスマホをそのまま海外で国際ローミングして使うと、新たな契約手続きも必要なく手間がかかりません。

しかし特定の国以外ローミング料は高額で、しかも設定を正しく行わないと現地でスマホが利用できなくなります。

そこでこの記事ではソフトバンクスマホを海外で安心して利用できるよう必要な設定手順と、さらにおトクに使いこなす方法を紹介します。

本ブログはプロモーションを含んでいます。

この記事を書いた人
セツパパ

<セツパパ(@a_agast)プロフィール>

通信業界に勤務する、スマホとデジモノが大好きな一児のパパ。

スマホ講師としての知識を活かして、初心者にも分かりやすいブログを立ち上げました。

このブログを見てくれる皆様のスマホの困り事を1つでも多く解決するのが目標です。

目次

ソフトバンクスマホを海外で安心して使う方法【高額請求回避】

ソフトバンクユーザーのみなさん、海外に行くときスマホはどうしてますか?

普段国内で利用しているスマホを海外でそのまま利用できるサービスを「国際(海外)ローミング」といいますが、この国際ローミングはソフトバンクに限らず通話料・データ通信料が高額です。

そのため空港でレンタルWi-Fiルータを借りたり、ホテルのWi-Fiでしか使わないなど、節約のためこの手軽な「国際(海外)ローミング」を控えている方も多いのではないでしょうか。

ですが近年スマホに「デュアルSIM」や「eSIM」といった機能が搭載されてきたことで、Wi-Fiがなくても手軽に節約できる選択肢が増えてきました。

今回の記事ではソフトバンクスマホを海外で利用するときにあなたの使い方にベストな設定方法や、「デュアルSIM」や「eSIM」といった新しい機能を使いこなすことによってできる、さらなる節約方法を紹介します。

セツパパ

ソフトバンクスマホ利用で海外に行く方は絶対見てね

アメリカ・ハワイはソフトバンクの「アメリカ放題」で決まり!

ソフトバンク アメリカ放題

まずソフトバンクの海外ローミングで忘れてはならない「超お得」なサービスに、「アメリカ放題」があります。

アメリカ放題は渡航国がアメリカ・ハワイ※1)限定とはなりますが、申込み不要でソフトバンクのスマホを持っていくと自動適用になります。

※1)対象国:アメリカ本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、バージン諸島(アメリカ領)
(グアム、サイパンは対象外エリア)

そのサービス内容がスゴイ!

対象国内でのソフトバンクスマホからの

  • (日本とアメリカへの)通話が無料!
  • (SNSや地図アプリの)データ通信が無料!
  • (電話番号メール)SMSも無料!

出張などで頻繁にアメリカ・ハワイに行く方は絶対ソフトバンクに乗り換えた方がお得です。

何と言っても国際ローミング中なのに、

現地のケータイや固定電話にかけても通話料「無料!

日本のケータイや固定電話にかけても通話料「無料!

海外ローミング中に気になる着信通話料も「無料!

そして渡航中は日本国内にいるときより、マップでの位置確認や乗り物での移動中など、データ通信を使うことがとにかく多くなります。

ですが、このデータ通信も無料!」。

出張や旅行で料金を気にせずスマホが使えると、いつもより何倍も楽しくなりますよ。

気になるのが「どのプランだとアメリカ放題が利用できるの?」ってことですよね。

安心してください、履いてます
ソフトバンクで契約していれば料金プラン・パケット定額サービスは問わず利用できます。

例外として「LINEMO」「Ymobile」でアメリカ放題は適用できないので注意が必要です。

セツパパ

アメリカ・日本以外の国に電話をかけると1分210円になっちゃうよ

しかもアメリカでつながる電波はすべて「アメリカ放題」の対象。

テザリングオプションに入っているあなたは海外でテザリングもできます。

「アメリカ放題」は2020年にリニューアル!

アメリカ放題は元々2014年ソフトバンクが米通信会社キャリア)である「Sprint(現・T-Mobile US)」を傘下に収めたことによるSprint回線限定のサービスでした。

しかし2020年Sprintはドイツテレコム傘下のT-Mobile USに吸収合併、ソフトバンク傘下ではなくなってしまいます。

アメリカ放題は好評だったこともあり継続されますが、ソフトバンクとして収益性は低いと言われています。

現在のアメリカ放題はiPhone・iPadだけでなくAndroidスマホやモバイルデータ通信端末でも利用可能。

また接続できるネットワークもSprintがなくなった変わりにT-Mobile USA / Verizon Wireless / AT&T / Union / CLARO PUERTO RICOに接続可能となりました。

Sprint1社だけだったときよりネットワークキャリアが増えたことでさらに繋がるようになりました。

なおSprint1社時代は「データローミング」をONにする必要はありませんでしたが、リニューアル後からは「データローミング」をONにしないと上記ネットワークに接続できなくなったので注意しましょう。

電波方式が異なる上記以外のキャリアへはローミングによる接続はされませんので、知らずに料金が高額になることもなく安心して利用できます。

アメリカ放題を利用するためには?

アメリカ放題を利用するにはソフトバンクの端末で、海外ローミングするための基本オプション「世界対応ケータイ」に加入している必要があります。

これに関してはソフトバンクを契約していれば自動的に付いてくるオプションなので、廃止していなければ加入したままのはず。

心配なあなたはオプションに加入しているか「My softbank」にログインして「世界対応ケータイ」有無を確認しておきましょう。

次に現地でデータ通信を使うためには「データローミング」をONにする必要があります。

Androidスマホで「データローミング」をONにする
※ここを押すと開きます
画像①


「設定」アイコンを開き、ネットワークとインターネットをタップ。

画像②


「SIM」をタップ。

※右の「+」を
押さないように!

画像③


ローミングの右にあるスイッチをタップすることで、ON/OFFが切り替わります。

セツパパ

データローミングをONにしないとデータ通信できないよ


「アメリカ放題」が利用できる現地へ到着するとソフトバンクからSMS(ショートメール)が届いてが自動的に適用開始されたことが分かるので安心です。

なお、SMSはデータローミングがOFFでも受信できまが、機内モードだと受信できないのでOFFにしましょう。

ローミングのネットワーク選択は「自動」にして問題ありません。
自動であってもアメリカ放題の対象外の通信キャリアには接続されません。

まだソフトバンクでないあなたは?

アメリカ放題を利用したいけど、ソフトバンクでないあなたは、これを期にぜひ乗り換えましょう。

スマホ乗り換え.com
ボクがおすすめする乗り換えはソフトバンク正規取扱店の【スマホ乗り換え.com】 です。

セツパパが【スマホ 乗り換え.com】を利用する理由

・50万台以上の実績で安心

オンラインで手続きが完結
(未成年もOK)

・お問合せから開通まで最短3日!

・セールでの端末値引き額が大きい

・キャッシュバックは翌週末に振込み!

ワイモバイルから乗り換えで割引

アメリカ・ハワイ以外でのスマホローミング料金は?

ここまでアメリカ・ハワイでソフトバンク端末を利用すると、いかにお得(というか無料)になるか説明してきました。

ではここからはアメリカ・ハワイ以外の渡航先で、ソフトバンクの国際ローミングを利用した場合の料金について説明していきましょう。

なお、このあと紹介する海外ローミングの割引はすべてEメールやWEB閲覧、SNSで利用する「データ通信」に関する割引です。

音声通話SMS(ショートメール)安くならないので注意しましょう。

「海外あんしん定額」と「海外パケットし放題」

2024年3月時点でソフトバンクスマホの海外ローミングサービスの料金プランには(アメリカ放題を除いて)「海外あんしん定額」と「海外パケットし放題」があります。

「海外あんしん定額」は申し込みが必要ですが、「海外パケットし放題」は申込みが不要です。
また「海外パケットし放題」対応国はすべて「海外あんしん定額」の「定額国」にも対応しています。

基本「海外あんしん定額・定額国L」の対応国であれば、割高な「海外パケットし放題」を利用する意味はありません。

もしも「海外あんしん定額・定額国L」の申し込みを忘れて、現地でデータローミングをONにしてしまうと「海外パケットし放題」が適用されてしまうことになります。

セツパパ

定額国Sの国は「パケットし放題」非対応だよ

ヨーロッパ(ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、フィンランドなど)

南北アメリカ (カナダ、メキシコ、ブラジル、ペルー、アルゼンチンなど )

アジア (中国、韓国、タイ、台湾、香港など)

オセアニア (グアム、サイパン、オーストラリア、ニュージーランドなど)

中東 (アラブ首長国連邦、カタール、イスラエルなど)

アフリカ (エジプト、モロッコ、南アフリカ、ガーナ、ケニアなど)

日本人が渡航する人気国99%の国・地域は「定額国L」が対応しています。

逆に定額国Sの地域に行きたいあなたはデータ通信量がたった「1MB」で1,980円と非常に高額なので注意しましょう。

海外あんしん定額を適用するためには利用のソフトバンクスマホで海外ローミングを利用するための「世界対応ケータイ(無料)」オプションと、パケット割引の「データプラン」に加入していなければいけません。

あとは渡航前にあんしん定額を予約して現地で利用開始設定をすると、そこから時間のカウントが始まり利用ができます。

ちなみに渡航前にあんしん定額を予約し忘れても、現地について届くSMSから申し込むこともできますが、渡航前に予約することを強くおすすめします。

なぜなら日本国内であんしん定額の予約をしておけば、現地に着いたときデータ通信が一時的にできない状態となります。

ですが、海外あんしん定額の利用開始サイトだけはアクセスができるので、そこから海外あんしん定額の利用開始を行えばデータ通信ができるようになり時間のカウントが始まります。

しかし、渡航前に予約していないと現地についてスマホのローミングをONにしていればデータ通信はできてしまいます。

この場合、海外あんしん定額を利用開始設定するまでに利用したデータ通信は、定額国Lの地域であれば「海外パケットし放題」が適用されてしまい、海外あんしん定額Lよりも割高な通信料となります。

さらに定額国Sの地域だった場合は「海外パケットし放題」は適用されず従量課金となり、非常に高額な料金になる危険があるのです

ですので海外あんしん定額を使いたいのであれば、渡航前に予約しておくことが高額な請求を防ぐ手立てとなります。

テザリングオプションへ加入していれば、テザリングでデータ通信を共有することも可能です。

海外あんしん定額は24時間単位で比較すると、auやドコモと比較しても金額に大きな違いはありません。

ただしauやドコモでは日本国内で利用しているパケット割引サービスに、海外利用時のデータ通信(ギガ)が含まれてしまい、超過すると高速通信が制限されます。

これに対しソフトバンクでは2024年3月時点で終了日未定のキャンペーンとはいえ、海外利用時のデータ通信(ギガ)が月間のデータ使用量に含まれないというメリットがあります。

セツパパ

ただし日本でギガを使い切って低速化していると、渡航後も低速化したままなので、ギガを追加してから出発してね

あんしん定額の利用開始設定

対応国に渡航する前に国内でソフトバンクあんしん定額専用サイトから申し込みをしておきます。

出典:ソフトバンク

また事前に予約を忘れたあなたは現地到着時に届くSMS(無料)から申し込みが可能です。

SMSからリンクをタップすると、この画像のようにあんしん定額を申し込むことができます。

スマホの電源がOFFだったり機内モードにしているとSMSが受信できません。

ちなみに海外ローミング中に音声通話(電話)すると非常に高額で、しかもかかってきた電話に出ても通話料が発生するので注意しましょう。

友人など音声通話したいときは「LINE通話」、もしくはこのあと紹介する他社キャリアもおすすめです。

セツパパ

楽しい旅になるといいね!

SoftBankのスマホ・ケータイを
海外で盗難・紛失した場合など
各種お問い合わせ

ソフトバンク国際コールセンター(24時間/無休)

滞在国から+81-92-687-0025

有料・ソフトバンク携帯電話からは無料

海外では「野良アプリ」「VPN」「Wi-Fi」に気を付けろ!

Androidスマホを利用しているあなたに気を付けてほしいのが「野良アプリ」と言われるGoogleの公式Playストア外からアプリのインストールです。

とくに海外では悪質サイトに誘導され、IDやパスワードを詐取されたり、有害なアプリを知らぬ間にインストールさせられたりと危険が増えています。

また信用できないVPNやWi-Fiに接続し、スマホのデータを盗まれる事件があとを絶ちません。

海外でAndroidスマホを使うならセキュリティ対策アプリは必須です。

海外スマホローミング利用料をもっと安くする方法

海外旅行

ここからは通信業界に長く携わる者として更に深堀りしていきましょう。

以前に比べキャリアのデータローミングは安価になってきているとはいえ、渡航日数が増えるほど料金も割高になることは否めません。

では海外あんしん定額は使わず海外ローミングをもっとお得に利用する方法はないでしょうか?

解決策は2つあります。

1つは海外用の安価なデータ通信用eSIMを渡航中のみ契約して使うこと。

もしくは海外でのデータ通信だけでなく通話も無料になる、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」にMNPすることです。

eSIMでデュアルSIMを活用して節約

みなさんは「eSIM」や「デュアルSIM」という言葉を聞いたことがありますか?

まず「eSIM」とは今までのスマホに挿入する物理SIMカードと違い、内蔵型のSIMカードのことを指します。eSIMはiPhoneだけでなくAndroidスマホも対応機種が増えてきています。

次に「デュアルSIM」とはこのSIMやeSIMなど1台のスマホで2つのSIMを利用できる機能を指します。

これらを活用すると1台のスマホで1つは音声通話用に普段日本で利用しているSIMをそのまま利用し、もう1つは海外データ通信用の安価なeSIMをセットしておくことができます。

こうすることで海外渡航時であっても普段の電話番号で発信・着信ができ、なおかつ安価な海外用データeSIMでお得にネットが使える、という訳です。

また「デュアルSIM」対応のスマホを持っていなくて、アメリカ放題が利用できない国に行くことが多いあなたは、楽天モバイルに乗り換えて「Rakuten最強プラン」を利用するのもおすすめです。

楽天モバイルならデータ通信だけでなく、海外での音声通話(電話)も使い放題にすることができます。

詳しくは以下記事に詳細を載せているので、興味のあるあなたはぜひお読み下さい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次